高松駅に行ってきた。
2021年 01月 28日
【高松駅】に行ってきた。
おそらく多くの人は、
「高松? えっ、ずいぶん遠くまで行ってきたんだね」
となりそうですが、新型コロナウィルス感染拡大が
まだまだ収束しないなかで、個人的には長距離の移動は
控えています。
そんなわけで、高松駅と言っても、四国・香川県では
なく、石川県を走るJR西日本・七尾線にある高松駅に
行ってきました。
平成の大合併により誕生した【かほく市】の駅の一つで
駅名の「高松」は、旧町名(河北郡高松町)です。
駅の開業は、明治31年で、四国の高松駅の開業より
少し遅い1年後に誕生しています。
現在の駅舎は北陸のJRローカル線によくみられるタイプの
特徴らしい特徴がない平屋のふつうの駅です(笑)
駅舎は、日本海からも遠くなく、このあたりに広がる
砂丘地の上にあり、駅の東側は一気に土地が低くなって
います。
その低地の向こうには富山県境となる「宝達山」が聳え
ます。
合理化によりローカル線の無人化が加速している
JR西日本ですが、この駅は一日およそ500人
ほどの利用客があるため、グループ会社への業務
委託駅となっていて、日中の時間帯はきっぷの
手売りも行われています。
そのためか、自動券売機はありません。
また、POS端末発行で支払いはイマドキながら
現金のみという昭和の名残も感じることができます。
駅前はかつて鉄道が地域交通の主体だった面影を
残す古い建物がわずかながら残っています。
タクシー営業所や貨物取扱時の倉庫など。
いまやジオラマ模型でしかなかなか味わえないような
なつかしい情景です。
七尾線は単線のため、まだまだ多くの駅で交換設備や
複数の番線が残りますが、ここも1・2番の本線に加え
3番線も設定があります。(通常は1・2番を利用)
訪れた時間には定期列車の合間を縫って七尾~金沢駅間で
繰り返し行われている七尾線向け新型車両【521系】が
3番線に停車していました。
昨年10月からすでに一部列車で営業運転が開始
されていますが、3月のダイヤ改正では同路線の
すべての普通列車がこの車両に統一されることに
なっています。
右側2番線の「国鉄型」の顔をもつ赤い電車は
まもなく姿を消すことになります。
なつかしい駅の情景も時代の変化が迫っているのですね。
※この赤い電車については、また別記事でアップしていく予定です。
JR西日本・高松駅(かほく市) 2021.1.26 訪問&撮影
~おまけ~
四国・香川県の高松駅です。
さすが、県庁所在地の駅、大きいです。
JR四国・高松駅(香川県) 2019.1.24 撮影
by tabinoirodori
| 2021-01-28 19:30
| テツタビ!!
|
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