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高松駅に行ってきた。







【高松駅】に行ってきた。





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おそらく多くの人は、

「高松? えっ、ずいぶん遠くまで行ってきたんだね」

となりそうですが、新型コロナウィルス感染拡大が

まだまだ収束しないなかで、個人的には長距離の移動は

控えています。

そんなわけで、高松駅と言っても、四国・香川県では

なく、石川県を走るJR西日本・七尾線にある高松駅に

行ってきました。




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平成の大合併により誕生した【かほく市】の駅の一つで

駅名の「高松」は、旧町名(河北郡高松町)です。

駅の開業は、明治31年で、四国の高松駅の開業より

少し遅い1年後に誕生しています。

現在の駅舎は北陸のJRローカル線によくみられるタイプの

特徴らしい特徴がない平屋のふつうの駅です(笑)




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駅舎は、日本海からも遠くなく、このあたりに広がる

砂丘地の上にあり、駅の東側は一気に土地が低くなって

います。

その低地の向こうには富山県境となる「宝達山」が聳え

ます。




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合理化によりローカル線の無人化が加速している

JR西日本ですが、この駅は一日およそ500人

ほどの利用客があるため、グループ会社への業務

委託駅となっていて、日中の時間帯はきっぷの

手売りも行われています。




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四国の「高松」との区別のために(七)という表記が入ります。ちなみに四国の「高松」には(讃)が入ります。


そのためか、自動券売機はありません。

また、POS端末発行で支払いはイマドキながら

現金のみという昭和の名残も感じることができます。




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駅前はかつて鉄道が地域交通の主体だった面影を

残す古い建物がわずかながら残っています。

タクシー営業所や貨物取扱時の倉庫など。

いまやジオラマ模型でしかなかなか味わえないような

なつかしい情景です。




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七尾線は単線のため、まだまだ多くの駅で交換設備や

複数の番線が残りますが、ここも1・2番の本線に加え

3番線も設定があります。(通常は1・2番を利用)

訪れた時間には定期列車の合間を縫って七尾~金沢駅間で

繰り返し行われている七尾線向け新型車両【521系】が

3番線に停車していました。

昨年10月からすでに一部列車で営業運転が開始

されていますが、3月のダイヤ改正では同路線の

すべての普通列車がこの車両に統一されることに

なっています。

右側2番線の「国鉄型」の顔をもつ赤い電車は

まもなく姿を消すことになります。

なつかしい駅の情景も時代の変化が迫っているのですね。



※この赤い電車については、また別記事でアップしていく予定です。



                 JR西日本・高松駅(かほく市) 2021.1.26 訪問&撮影



~おまけ~


四国・香川県の高松駅です。

さすが、県庁所在地の駅、大きいです。


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                         JR四国・高松駅(香川県) 2019.1.24 撮影


by tabinoirodori | 2021-01-28 19:30 | テツタビ!! | Comments(0)

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