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広島シティネットワークを体感!







シリーズで投稿している『ひろしまタビレポ』。

2020年2月に富山から往復夜行バスで呉と広島、そして

安芸の宮島を訪ねた広島県内滞在2日間の旅です。



ここまでは1日目の「呉のまち歩き」をアップしてきま

したが、8回目の今回は「テツタビ編」になります。




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広島県内を走るJR西日本の路線網は【広島シティネットワーク】

と呼ばれているらしく、山陽本線や呉線には【Red Wing】と

愛称がつけられている新しい形式(227系)の電車が昨年までに大量

投入されています。

その結果、いまでは広島駅を中心にこのエリアからは国鉄型の車両は

姿を消してしまったというのは、とても残念ではありますが…。




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路線・区間ごとにイメージカラーを採用しており、駅名標や

路線図などに利用者にわかりやすい表示が工夫されています。

また車両の行き先表示にもカラーが連動しているようです。



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まずは呉からは呉線に乗車して、山陽本線の接続駅であるの

海田市(かいたいち)まで。

そこから、山陽本線を東進する電車に乗り換えて、県東部の

西条まで行ってみることにしました。

運賃は860円。

そこそこの距離(45.4km)がありますね。


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単線のローカル区間に新型車両が投入されることは各地でも

ごく普通に見られるようになってきましたが、上り下りの

列車が行き違うために停車駅ではしばし待合の停車時間が

あったりするなど、この呉線も旅人にとってこうした旅気分を

上げてくれるうれしい場面にも出会えます。

瀬戸内海に沿って走る呉線の魅力をしばし楽しみながゆきました。



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呉からはおよそ30分で、海田市に到着です。

ホームの柱には、いまもなお「国鉄」の管財表記があるのも

なんだかちょっぴりうれしい♪

古いものを見つけるとテンション上がるのも旅の良さです。

ここでいったん電車を降りて、山陽本線の岡山方面へのホームに

移動します。

さすがに【広島シティネットワーク】と掲げるだけあって、この

駅にも頻繁に新型の車両が行き交います。

時刻表もほぼ等時隔ダイヤになっていてスッキリしています。



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さて、乗ってきた電車は広島までの直通列車ですが、ここで

乗り換えて西条まで行こうとしたかというと…


実は、ここから山陽本線の岡山方面には、瀬野駅と八本松駅の

間に【セノハチ越え】と呼ばれる峠越えともいえる急勾配区間が

あります。

そこを通る列車は、モーターをいくつも搭載した電車ではひょい

と軽快に越えていけるのですが、重量のあるコンテナ貨物の

長大編成ではそうはいきません。

ハイパワーな電気機関車であっても難所であり、編成の後方に

「補機」と呼ばれる機関車が連結されるという珍しい区間として

鉄道ファンにはよく知られた区間になっています。

そんな稀有なルートをぜひ一度乗車体験してみたいと思ったわけ

でした。



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乗り換え列車を待っていると岡山方面のホームの端に

咲き始めた梅があることに気づきました。

そうこうしているうちに白市ゆきの【Red Wing】が

入線してきました。



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いつしか高校生の下校時間ともなっていて、到着した

電車に次々と乗り込んでいきました。




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そんなわけで、広島を背にして「セノハチ越え」からの

西条をめざします。


                               呉線~山陽本線 2020.2.3 撮影



by tabinoirodori | 2020-05-26 21:45 | ひろしまタビレポ | Comments(0)

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