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100年の夢、叶う日へ。




2020年3月21日。

富山市の100年の夢が、いよいよ叶う日がやってきます。



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富山市内でまちなかの移動を永らく支えてきた路面電車と

かつては富山の工業地帯と富山駅を結んでいた国鉄富山港線が

路面電車化されて結んでいたLRTのレールがつながり、

ひとびとの行き来が富山駅の南北で1本に結ばれます。




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富山市では、北陸本線(現・あいの風とやま鉄道線)が敷設されて

以来、線路で富山市の中心部(南側)と北部のエリアが分断されて

きました。

都市の発展を遂げる中で、北部エリアの発展にはこの分断が障害

となっていた側面はぬぐえず、これまでも南北接続の夢が語られて

きました。


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計画から半世紀を経て実現することが決まった【北陸新幹線開業】が

南北接続事業の推進力となったことも違いありません。



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北陸新幹線と、在来線の高架下で全国にも類をみない路面電車の

接続は、全国各地での駅と二次交通を軸とするまちづくりにも

きっと大きな影響をもたらすことでしょう。



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現在、富山市郷土博物館では、南北接続開業記念の企画展として

『街の中心 富山駅』が開催されています。(2020年4月19日まで)

100年以上に及ぶ富山駅の歩みや、それに伴う駅南、駅北それぞれの

市街地が形成されてきた歴史を知ることができます。



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今では個人所蔵でなかなか見られない貴重な写真も展示されているほか

往時の地図や計画資料など目を見張るものになっています。

富山に住まう人はもちろん、富山を知らない方々にもきっと興味を

もって楽しめます。



もちろん、博物館には路面電車で行けます。

最寄り駅(電停)は環状線「国際会議場前」です。



前日となったきょうは、富山駅南北自由通路で「開通式」が行われ

ました。



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あすの営業運転開始では、富山港線・岩瀬浜から富山大学前ゆきの1番列車

5時32分発の電車から、富山市内からは南富山5時34分発の電車がそれぞれ

富山駅に初めての直通運転として、動き出すことになります。



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by tabinoirodori | 2020-03-20 19:31 | まちづくり | Comments(0)

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