新高岡駅から! 年の瀬の人気路線!!
2019年 12月 28日
帰省ラッシュがピークとなり始めた12月28日の午前。
北陸新幹線・新高岡駅南口のバスターミナルは、人気の高い
特急路線バス2本の発着が相次ぐ時間に活況を呈していました。
午前11時前、1日5往復、高岡駅・新高岡駅から合掌集落で知られる
世界遺産 五箇山・白川郷(岐阜県)を結ぶ【世界遺産バス】と
1日4往復、富山湾に沿って氷見・和倉温泉とを結ぶ【わくライナー】が
相次いで発車する時刻を前にして、のりばには長い列ができていました。
11時台の両便は、その日の朝、東京をほどよい時間に出発する新幹線が
到着するタイミングとなっているため、普段から乗車率が高いとみられて
いるものになっています。
両路線バスは、あいの風とやま鉄道・高岡駅が始発のため、すでに
乗車している乗客数にもよりますが、ざっとみると先行する
【世界遺産バス】には積み残しがでそうな予感…。
やってきた11時発(高岡駅10時45分始発)便が到着。
やはり、1台では、まかないきれなかったようですが、そこは
さすが人気路線の運行を担う【加越能バス】。
手慣れているようで、事前にしっかり続行車両の手配を準備して
いました。
あらかじめ普段は貸切車両として使用している車両と車掌代わりに
バスガイドを乗車待機させていて、本便乗務員の連絡を受けて、
すみやかに車両の後ろに回し、乗客全員の乗車を難なくこなしました。
同時に、後発の【わくライナー】も到着、はからずも人気特急バスの
「競演」の光景が広がりました。
【わくライナー】にも、まずますの乗車がありました。
新高岡駅は、北陸新幹線の速達便『かがやき』は一部臨時列車を
除いて停車がありませんが、県西部や五箇山。白川郷へは富山駅や
金沢駅より経済的にも便利にアクセスできる飛越能(飛騨・越中・
能登)への拠点駅としてがんばっています。
路線バスだけでなく、JR城端線とのアクセス駅でもあるので、週末には
こちらも人気の観光列車『べるもんた』(ベル・モンターニュ・エ・メール)
の連絡もあります。
年末年始、日本の原風景広がる飛越能の旅、たくさんの旅人でにぎわい
そうです。
JR西日本・新高岡駅 2019.12.28 撮影
by tabinoirodori
| 2019-12-28 22:50
| バスのカラーリング
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