ちいさな「お味噌汁食堂」
2019年 11月 20日
11月も気温は乱高下。
きょうはあさからほとんど気温は上がらず、富山市内でも
ほとんどの時間が10℃に届かない冬の空気に包まれました。
そんな日に、思い出したくなるあたたかな食事。
あったかい味噌汁は、ごちそうになります。
金沢市郊外、まちなかを流れる犀川の河口近く、ちいさな漁港の
ある町、金石(かないわ)にある【お味噌汁食堂 そらみそ】です。
味噌汁が主役のちいさな食堂で、ひそかに人気のお店です。
私はグルメ通でもなく、ブログでもあまり食事は取上げていないの
ですが、日本人の食事として大事にしたいなぁと…ということで
ブログアップとなりました。
木目を活かした店内はシンプルで、それでいてぬくもりを感じる空間。
円形のテーブルや、ちいさな子どもさんをつれていっても大丈夫な
こあがりもあります。(つみ木みたいなものは、注文番号札です。)
料理メニューは、「そらみそ定食」と呼ぶ、お好みのお味噌汁と
「おむすび」(「おにぎり」ではなく、「おむすび」です)を
チョイスしてできるセットメニューだけ。
いたってシンプルです。
「甘エビのつみれ汁」と「おむすび」は「ピリ辛ひじきの鶏そぼろ」と
「さばのこんか漬け」です。
これに小鉢(おばん菜)がついて850円(税込み)です。
オリジナルのお味噌汁は、季節メニューも含めて3種類から選べます。
おむすびも9~10種類ほどあって、注文してから作ってもらえます。
(具は他に、塩こうじ鮭やツナくるみ味噌、ふぐの子クリームチーズなどこの地域ならではのものばかり。)
霊峰白山の伏流水をもとに加賀平野のコシヒカリを炊き上げたごはんは
もちろん、おむすびの具材や味噌汁には地産地消を目的に用意された
ものが多いので、シンプルにおいしさを味わえるのがいいのです。
かつて【北前船】の寄港地でもあった金沢市西部の金石や大野地区は
古くから味噌、醤油工場も栄え、海産物などの流通もさかんだったところ
です。
併設している金沢の地場産品を販売する『はのねのね』も味わい深い商品に
あれやこれやと目移りしそうな大変なお店です(笑)
今回は2度目の利用だったのですが、これから寒くなる季節にますます
リピートしたくなるちいさな食堂です。
お味噌汁食堂 そらみそ(金沢市金石) 2019.11.15 撮影
by tabinoirodori
| 2019-11-20 23:55
| 気になるデザイン
|
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