富山駅南北接続工事状況 2019.7
2019年 08月 08日
【北陸新幹線金沢開業】(2015年3月)に伴い、高架化が進んだ
JR富山駅周辺。
この春には、これまで進められていた「在来線高架化工事」も完了し、
最後まで地平施設として共用し、残っていた在来線(旧北陸本線下り線)施設の
撤去もこのほどほぼ終了したことで、新幹線開業に合わせて南口に乗り入れ
ていた【富山市内軌道線】(富山地方鉄道)と北口発着の【富山ライトレール】
富山港線(ポートラム)が高架下で南北接続する路盤・軌道設置工事が
本格化しています。
工事状況の推移については、前回の「2019.6 編」の続報となります。
2019.7.10 撮影
2019.8.4 撮影
これまでの北口電停は廃止され、高架下に集約されるため、今後撤去されます。
8月3日の始発からは、先回レポートしたとおり、仮設停留所の使用が開始され
ました。
この日は、日曜日の夕暮れ時で、人影はまばらでしたが、これまでの
2線3面の電停だった乗降扱いだったのが、仮設ではスペースの問題上
1線2面の乗降となったことで、朝夕の通勤通学時間帯では、これまで
より混雑が起こりやすくなるなどしばらくは不便を感じることになる
かもしれません。
富山駅北仮設停留所 2019.8.4 撮影
南北接続の完了は、2020年春の予定です。
by tabinoirodori
| 2019-08-08 10:15
| 北陸交通新時代
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