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東日本大震災から、8年4ヶ月。






先月、山形・新潟県境付近の日本海で発生した地震は、

その後、心配されていた大きな余震はないようで、被災地

では現在、加えて梅雨時期の大雨などへの警戒がとられて

いることと思われます。




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【東日本大震災】から8年を経て、その後は「減災」への意識が

全国で発生する地震や津波、大雨などに対して、それ以前に比べて

高まった印象があり、今回の地震速報時にも活かされていたように

思います。

とにかく、ひとりひとりが『命を守る行動』をより促すようにと

関係機関、報道機関も努めています。



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           6月18日、テレビ朝日系列の緊急報道番組画面より 危機感を高める文字が以前より並んだ。



一方で、死傷者が幸いにもそれほどでなかった場合には、その後の

報道は急速にしぼんでしまいます。

今回も、あれからまだ一ヶ月が経過していないにも関わらず、すっかり

当事者ではない私たちの生活の日常からは記憶が消え去りつつあります。

全壊家屋がなかったとしても、今回の地震では、瓦屋根の家屋が揺れの

大きさによって多くの数で破損し、修理の依頼が業者のキャパを超えて、

一年以上の待機を余儀なくされている場合もあるそうです。

それは、昨年の【大阪北部地震】でも同様だとか…




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                    瓦屋根の一部が破損しビニールシートが被っていた 2011.6 福島市内にて撮影



IT化やAIテクノロジーは進歩しても、災害が頻発する日本において、

労働人口の減少という問題は、こうしたところにもじわじわと効いて

きているような気がします。

こうした対応への事業の取り組みも喫緊の課題なのかもしれません。



by tabinoirodori | 2019-07-11 02:20 | 震災復興 | Comments(0)

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