大いなる変貌への期待感~富山駅北口空間
2019年 07月 01日
富山駅在来線高架化工事の完了を受けて、駅の南北が便利にアクセス
できるようになったのが、4月のことでした。
3ヶ月を経た現在は、駅を挟んでこれまで南北それぞれのエリアで
運行されてきた市内軌道線(路面電車)が、来春に予定されている南北
接続、運行の一体化をめざして工事が進んでいます。
南口周辺の整備が一段落している中で、今後の興味は北口の変化です。
在来線の地上駅施設の撤去が進み、高架下では、南北接続の路盤整備と
新電停の工事も佳境に入りつつあります。
一方で、富山ライトレールの開業以来、起点となってきた現在の北口
電停はその役目をあと一ヶ月で終えようとしています。
現在、交差点を挟んだ先の北口大通りに、南北接続開業までの期間の
仮設駅の建設工事中で、完成後、駅北電停として代役を勤めることに
なります。
8月から約半年間、新幹線駅や在来線駅からは若干徒歩で移動時間が
増えることになりますが、その暫しの不便な期間を過ごせば、新幹線と
在来線の改札口から雨風や冬期間の雪に遇うことなくスムーズに乗換え
可能になるわけです。
駅北エリアは、【富岩運河環水公園】や【富山県美術館】など観光客に
人気がさらに高まっているほか、日本遺産ともなっているかつての
『北前船』の寄港地・岩瀬のまちなみへの足も一層便利に。
南北接続後は、市内環状線【セントラム】との相互直通運転も想定されて
いるので、富山駅での乗換えをすることなく、ダイレクトに両地域を
行き来できることで富山市全体の魅アップにも大いに効果をあげること
でしょう。
今後の変化の様子に目を放している暇はありません(笑)。
富山駅北口・ブールバール 2019.6.18 撮影
by tabinoirodori
| 2019-07-01 23:08
| まちづくり
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