SKY BUSで巡るTOYAMA CITY!<前編>
2019年 05月 29日
初夏の爽快な風を受けて、普段とは違うアイ・ポイントで
通り過ぎてゆく景色を楽しむ!
【SKY BUS TOYAMA】。
現在好評運行中の、オープントップバスです。
富山駅南口バスターミナルを起点として、一周およそ40分の
循環ルートで富山市内の自慢の景観を楽しむことができる
快適なシティ・クルージングです。
先日、さっそく乗車してきましたので、2回に分けて乗車レポートを
アップします。
今回は、5月22日から6月30日までの期間限定運行のため、乗車券は
乗り場(南口①番)付近で、臨時に販売しています。
定員制(1回40名)で予約の必要はないので、直接バス乗り場へ。
平日(水曜日は運休)は5回、土・日については7回発車設定があります。
富山地方鉄道のベテランバスガイドも乗車し、コース中、楽しい
案内をしてくれます。下車見学などはありませんが、さながら
『定期観光バス』ばりに、楽しめます!
この日の気温は5月にもかかわらず、30℃に迫る真夏のような
暑さに、屋根なしで太陽光が容赦なく照り付けます…。
そんな内容のアナヌンスとともに、この便の発券番号順に発車時刻の
5分前から乗車案内がされました。
乗車時には急遽対応された「ミニ保冷材」を受け取り、2階席(自由席)に
上がり着席しました。
実際には、ほとんど間に合いませんでしたけどね(笑)
そして定刻になったところで、発車オーライ。
駅前にまっすぐ伸びる「城址大通り」を南に向かって走り出します。
「城址大通り」は、通りのシンボルにもなっている大きなケヤキ並木が
つづく新緑の今がとても美しい空間で、走り始めたバスの上を風と
ともに、新緑の木々がさわやかに流れていきます。
左右に、富山市庁舎、富山県民会館、櫻の名所の松川が望めます。
その先には緑の合間から『富山城(富山郷土博物館)』が見えてきます。
右手にその「富山城」が見える、城址公園前交差点はそのまま直進します。
総曲輪のアーケードを見た後、一番町交差点から二度右折し、
「大手モール」に入ると、正面にあらためて「富山城」が眼に飛び込んで
きます。
ここからは、富山らしい景観のひとつ、路面電車との併走区間を走ります。
国際会議場前交差点を左折するときに富山城の撮影ベストスポットになります。
その交差点を左に曲がったところで、併走相手となる環状線「セントラム」と
すれ違いました。
さらにその先は丸の内交差点で、ここは環状線と市内1系統の「大学前」
方面の路面電車との併走区間が続きます。
ここからは西に向かって進みます。
行く先には、道路と路面電車併用軌道としては全国一の規模とも言われる
【富山新大橋】を渡るります。
ここらあたりが前半のハイライトといえるでしょうか。
行く道には、交差点ごとに富山の縦型信号機が眼前に迫ります。
バスの高さは3.8mです。
【富山新大橋】で、神通川を渡ります。
河口まではこのあたりからはまだ10kmほどありますが、川幅も広く
雄大な景色に心地よい風が吹き抜けます。
わたり終えた交差点を大きく右折し、バスは北へと進路をとります。
橋の奥には立山連峰のパノラマが広がっていました。
やがて、右手に美しい日本庭園をもつ全国的にも珍しい、水墨画など
日本画を中心とした展示がある『富山県水墨美術館』がみえてきました。
快晴の下、快走する【SKY BUS TOYAMA】のクルージングは、まだまだ
見所がいっぱいです。
…というわけで、次回に続きます。
by tabinoirodori
| 2019-05-29 23:35
| バスタビ!!
|
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