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アルペンルートの玄関口






2019年4月15日、富山県と長野県大町市(扇沢)を結ぶ


【立山黒部アルペンルート】が今シーズンの全線開通日を迎えました。




この山岳観光ルートの魅力は、多種多様な乗り物を乗り継いで

「通り抜け」を楽しむことができること。

大自然の感動とともに、こうした体験ができることも人気の理由です。

まもなく迎える改元を記念しての『10連休』もあるため、今シーズンの

営業期間(11月末日)までに入り込み目標を100万人としているそうです。


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三角屋根のある電鉄富山駅のくし型ホームの先に、めざすアルペンルートが望めます。弥陀ヶ原から室堂へ、途中の「雪の大谷」と呼ばれる高原道路の雪壁は今シーズンも最高で15m超えだそうです。




さて、その富山県側のスタート地点になるのは、富山駅。
(車や貸し切りバスでのアクセスは、ケーブルカーの立山駅が中心ですが)

【北陸新幹線開業】から4年、JRや並行在来線の駅は新しくなり、いまも

整備が続いていますが、アルペンルートの最初の乗り物となるのは、

施設についてはこれまでと大きく変わらない【富山地方鉄道】の

【電鉄富山駅】(「ちてつ」の愛称ながら、駅名には「電鉄」)になります。



その「電鉄富山駅」から鉄道の終点「立山駅」までは、山に向かって

のんびりとローカル線の旅になります。


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路面電車のゆく富山駅前から雄大な立山連峰が望めます。きょうは朝から日暮れまでずっと視界良好で訪れる人々の心を魅了したことでしょう。




今シーズンの初日となった15日は、悪天候で高原バスが全便運休となって

しまいました。

明けて、16日は朝から快晴の空となり、一気に待ちわびた観光客が大雪原を

目指して出発していきました。


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朝の出発ピーク時間帯を過ぎた11時ごろの電鉄富山駅構内は、落ち着きを

取り戻していましたが、大きなスーツケースを携えた外国人旅行客も目立ち

次の列車の待機列をつくっていました。


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とくに入り込み客の多い、開通日から6月はじめまでの「雪の大谷ウォーク」の楽しめる期間を中心に、外国語を話せるスタッフが待機していて、外国人旅行客からの問い合わせにも万全に備えています。


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この日、お天気は日暮れまで平地も山間部も全く雲がかからないまさに

「大晴天」ともいうべき、最高のお天気に恵まれ、富山市内のどこからでも

一日じゅう白銀に輝く立山連峰や高原バスのゆく弥陀ヶ原の様子をうかがえ

ました。



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                                        電鉄富山駅~富山市郊外にて 2019.4.16 撮影



by tabinoirodori | 2019-04-17 00:41 | 日々のイロドリ | Comments(0)

きらめき、ヒラメキできょうはどこへ行こう!


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