富山駅南北接続工事状況 2019.4 (Ⅰ)
2019年 04月 05日
「北陸新幹線開業」の後も、引き続き工事が続いている【富山駅】。
3月に並行在来線の高架化が完了したことについて<速報>でお伝え
してから、もう一ヶ月が過ぎました。
【あいの風とやま鉄道】と【JR高山本線】は3月4日から全列車が
高架ホームに乗り入れ、いまでは新駅舎とともにすっかり富山の
日常シーンとして溶け込みはじめました。
そして、現在は、路面電車の南北接続という富山市の悲願ともいえる
ビッグプロジェクトの総仕上げに向かっていて、平成31年度末に
完成を目指してクライマックスへとピッチも上がってきています。
また、南口から北口への歩行ルート(自由通路)の整備を中心に関連
工事を進めています。
現在の様子についてのリポートです。
上の画像は、まだ下り線が平面ホームで使用されていたころの北口の
様子です。
30日の撮影です。
高架駅舎への運行に切り替わってすぐに、これら平面ホームの撤去
工事がはじまりました。
南口にある新幹線改札口の前から段差なしに北口へと向かう直線
通路を整備するためのものです。
駅の南北往来は、従来から地下自由通路がありますが、一旦駅舎の
外にでるため、遠回りになり時間がかかります。
また高架完了後の旧駅構内の跨線橋を利用した歩行路についても
階段の上り下りをしなければならず、不便なのです。
そこで、当面の解決方法として今月末までに平面の仮通路を設ける
ことになっています。
いまはその部分にあたる旧ホーム部分がすでに開削、撤去がすすんで
いて、路面電車の南北接続完成時の駅北交通広場の完成を待たずに
仮通路で平面移動を可能にするというわけです。
上の画像の左の建物は旧北口駅舎。右の三角部分は、旧5・6番線ホーム
への階段部分(現在閉鎖)、その右がガラス張りの新駅舎です。
もちろんレールはすべて撤去済みです。
車両が停まっている奥に跨線橋があり、現在はここを通って南口へ
行くことができます。(現在の最短ルート)
また、左側のバスロータリーの屋根が切断開削されているところが
このあと平面仮通路となる入り口になります。
(画像はクリックで拡大します。)
此処一ヶ月は日々刻々と変化が進んでいて、記録もなかなか大変ですが
引き続き時間をみつけていきたいと思っています。
特に表記がない画像は、すべて2019.4.4 の撮影です。
by tabinoirodori
| 2019-04-05 23:57
| 北陸交通新時代
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