秋こそ! アートを巡るドライブ<県東部編①>
2018年 10月 19日
「芸術」の旬な季節と尋ねられたら?
やっぱりついつい「秋」と答えてしまいますね。
いやいや旬は一年中ではないかと思いますが、実際、涼しくなった
秋は、鑑賞しやすい季節に違いありませんね。
そんなわけで、10月のはじめ、富山県内の3つの美術館を巡る
ドライブに出掛けました。
そのときの様子を3回シリーズでアップしてみようと思います。
スタートは、富山駅北エリア、【富岩運河環水公園】に隣接する
【富山県美術館】。
これまでも当ブログで何度もアップしてきましたが、無料エリアも
多く、いついっても親しみ楽しめる美術館です。
この日は、3箇所巡る予定なので、企画展ではなく、常設展のチケット
(一般300円)を購入して常設展示室を楽しみます。
常設展示は、この美術館の前身である【富山県近代美術館】 (2016年12月閉館)からの
作品を引き継いで展示をしていますが、収蔵作品が多いので、定期的に
展示入れ替えが行われ、リピーターにとっても行く度に、新たな発見を
楽しむことができます。
常設展示は2階・3階に分かれており、近代~現代の作家作品が中心で、
ポスターやイスといったほかにはまとまった収蔵展示のない作品を
楽しむことができるというのが、この美術館の特徴でもあります。
ロケーションの素晴らしい富山県美術館は、建物そのもののゆったりとした
空間と、窓越しに見える立山連峰もまさに富山が誇る美術作品のひとつとも
いってもいいかもしれません。
館内の常設展示室を観たあとは、外へ出てみましょう。
館内から後方の広場に出ると、三沢厚彦氏がこの美術館のために
製作したモニュメントのシロクマが大小3体並んでいます。
美術館のシンボルともいえる存在で、開館から1年を経過してその
認知度も高まってきているのではないでしょうか。
みなさん正面から撮影されますが、後姿もなかなか凛々しいです。
ちなみに、屋上からは、ハクタカが見下ろしています。
クマは、館内にも展示があります。
外のものとは素材が違うようです。それにしても、でかい!!
なお、次回の企画展で、これらのアニマルモニュメントやデザイン
アート作品を製作されている氏の作品展が予定されています。
(詳しくは、富山県美術館のホームページをご覧ください。)
そんなこんなで、あちこちみていると時間はすぐに経ってしまいます。
順序が前後しましたが、この日、到着後すぐに向かったのは、屋上庭園
『オノマトペの屋上』でしたので、ちょっだけご紹介しておきます。
ちなんだ造形物が遊具として配置され、子どもたちにも大人気です。
親子がふれあう様子をみていると、しあわせな気分になります。
屋上庭園はの魅力は、なんといっても四季折々の環水公園の風景と
雄大な立山連峰の大パノラマですね。
まだまだみどころ、紹介どころはあまたありますが、なにせ3本立ての
ドライブなので、そろそろ次の目的地へ出発します。
…こんな感じで、つづきます。
富山県美術館(富山市木場町) 2018.10.5 撮影
by tabinoirodori
| 2018-10-19 23:39
| ミュージアム
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