北陸新幹線 敦賀駅工事状況 2018.7
2018年 08月 17日
2023年春、金沢~敦賀間の延長開業を目指している【北陸新幹線】。
この延長によって、次なる「暫定的な」終着駅となる【敦賀駅】は
現在の在来線駅舎からは最大200m離れた場所に新幹線駅が建設されます。
開業までまだ5年ほどありますが、現駅の山側敷地では駅舎に関わる
工事が本格化してきました。
2018年7月に【青春18きっぷ】の旅の途中で乗り継ぎのためにホームに
降りた際に撮影した画像をアップします。
在来線は、JRから経営分離される現在の北陸本線・福井方面と、
JRとして存続する北陸本線・米原方面、湖西線方面と【小浜線】は
現在の場所で運行が継続されるようです。
一方、現在の終着駅の【金沢駅】と京都・大阪方面を結ぶ特急
【サンダーバード】、米原・名古屋方面への【しらさぎ】は
新幹線開業時には、地上20mとなる新幹線駅舎の階下に
乗り入れる形になるそうです。
新幹線と在来線特急については「上下昇降」で垂直移動で
乗り換えとなることが決まったことになります。
現在の【敦賀駅】と【北陸新幹線 敦賀駅】はそれぞれ別の駅舎となる
こととなり、ほかの北陸新幹線駅とはちょっと違った「二重構造」の
ような形になります。
両駅舎の間には連絡通路が設けられるそうですが、距離が長いため、
動く歩道などの設置も予定されています。
右側にはかつては車両や貨物列車等の操車場となっていましたが、現在は更地になり、そのさらに山側に新幹線駅の建設がはじまっています。画像の奥は【北陸トンネル】となりますが、新幹線は、一旦、北陸本線を跨いで海側から新トンネルで山を抜けていきます。
なお、現在敦賀駅の改札口では、ICカード【ICOCA】の北陸本線の
福井県内全駅での利用が9月中旬より開始されるのに伴い、自動改札
機器の設置工事が進行中でした。
今回は、改札から出場する時間がなかったので、また改めて敦賀訪問を
期したいところです。
北陸本線・敦賀駅構内 2018.7.24 撮影
by tabinoirodori
| 2018-08-17 12:42
| 北陸新幹線工事
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