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夏は、文庫フェス!!






耐え難いような暑い日がつづいています。


みなさまの体調は大丈夫でしょうか。


暑さをしのぐあらゆる手段で、健康管理には留意したいところです。





さて、そんな夏に恒例の文庫本拡販キャンペーンが今年も先月から


はじまっています。


私もさっそく、3社それぞれの1冊を買いました。




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この夏の文庫本フェスは、普段はない「おまけ」がついているのが


案外うれしかったりするのです。


角川文庫は、昨年に引き続き、『選べる特製ブックカバー(紙製)』、


集英社文庫は、『ナツイチ限定 ねこじゃらしおり』、そして新潮文庫は


『二つおりキュンタしおり』です。




いずれも、文庫シリーズのマスコットキャラクターをデザインに取り入れた


楽しいものです。



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各社のおすすめの「文庫本キャンペーンカタログ」(もちろん文庫本サイズ!


無料で配布中!!)で、気になる1冊を探すのも楽しみのひとつです。






仕事の合間に、ちょっと疲れたときに、寝苦しい夜、お休み前に…


邪魔にならないサイズの文庫本、そうそう夏の鉄道旅のお供にも。


私にとっては、夏は文庫本の愉しみなシーズンでもありますね。





本日、私のおすすめの1冊は、これ!!




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『未来のミライ』 細田 守 著(角川文庫 刊)です。文庫書き下ろし作品で、

まもなく著者の監督作品としてアニメーション映画が公開となる話題作です。



これまでも、前作『おおかみこどもの雨と雪』や『サマーウォーズ』などの

ヒット作を放ってきた氏の作品は、つねに親子や家族の愛情が豊かに描かれて

いるのが魅力です。

この作品も、映画公開前に読むことになりましたが、まだみぬ映像がイメージ

できるような鮮やかな表現で、臨場感もたっぷり。

そして、小さな主人公の目線と、こころを通して、家族ってなんだろう、

ひととひとを時代を超えてつなぐ愛情というのが、かけがえなく

なんと素晴らしいことかということが、自分の生きてきたこれまでの記憶とも

重なって読む者のこころの中にしっかりと訴えかけてくる作品に仕上がっていて

感動とともにさわやかな気分になれます。



ぜひたくさんの方に手にとっていただきたいと思います。



もちろんネタバレを避けて、映画を先に観るのもよし、先に文庫を読んでどう映画は

仕上がったのかを愉しむのもよし(私はこちら)です。



映画の全国ロードショーは、いよいよあす(20日)からです。



※細田 守氏は、富山県上市町出身で、これまでの作品にも富山の風景を取り入れたり
しています。本作品(映画)にも、富山の風景が描かれている部分もあります。
とっても楽しみです。





by tabinoirodori | 2018-07-19 23:13 | タビノホンダナ | Comments(0)

きらめき、ヒラメキできょうはどこへ行こう!


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