東日本大震災から、7年1ヶ月。
2018年 04月 11日
未明に大分県で土砂崩れが発生し、災害に巻き込まれた住民の
行方不明者の捜索が続いています。
関係者のみなさまのご尽力に敬意を表しますとともに、
一刻もはやく救出されることを祈りたいと思います。
きょうの投稿では、先日、住まいの近くで行われた「富山市総合
防災訓練」に参加したことをまとめてみようかと考えていたのですが
またの機会にあらためたいと思います。
未明の土砂災害もさることながら、つい数日前には島根県内でも
大きな地震で被害が出ています。
まもなく「熊本大地震」からも2年が過ぎようとしています。
私たちの身近な暮らしの場面では地震だけでなく自然災害を
完全に回避することは不可能といってもよいことが、各地で
頻度を増しているような状況からも強く感じます。
『地図から消される街 3.11後の「言ってはいけない真実」』
青木 美希 著 講談社現代新書 2018.3.20刊
やや衝撃的なタイトルと、副題にあるように、どなたかがあまり積極的に
伝えたくないような事実が震災7年を経過してなおあるということが
わかります。
まずもって、懸念されるのは、被災地や被災者の現在の様子が
わかりづらくなっていること。(これは行政だけでなくメディアの
社会的使命の果たし方に問題があるのかもしれません。)
私たち日本人にとって、あの震災の教訓を活かせているのでしょうか。
事実や真実を解明し、課題解決と今後のリスクを少しでも避ける
努力を当事者意識として持っているでしょうか。
別件ではありますが、いまや政治や官庁の仕事に対する姿勢に対して
国民は強い疑念と不満を抱える状況になっています。
「不都合なこと」は隠し通せばよいというのでしょうか?
日本って「組織力」に優れていると思っていましたが、
残念ながら、いまはそうではないようです。
むしろ組織だってやっていることがときにあやまった方向に進む
という危うさを露呈させてはいないでしょうか。
誰かが勇気をもって「真実」を明らかにする、よりよい社会のために
声をあげる。
個から組織へ、もういちどみんなで正しい方向へ導くことができる
ような道筋をつける努力を、私たちも関わる機会があるなら
積極的に関与すべきときなのでしょう。
他人事にすること、そしてなにより無関心は一番いけないことですね。
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jarippe at 2018-04-12 06:12
おはようございます
地震の事原発処理の事そして次々と出てくる森友加計自衛隊働き方の事・・・
我々国民はもっともっと大きな声を上げて国を正していかねばなりませんね
働き過ぎで命まで無くしてしまうほどの現実の中
声を上げる暇もない・・・・我々も追い詰められているのでしょうか
国民の声を力に変えて国民の行政にして欲しいと思います
地震の事原発処理の事そして次々と出てくる森友加計自衛隊働き方の事・・・
我々国民はもっともっと大きな声を上げて国を正していかねばなりませんね
働き過ぎで命まで無くしてしまうほどの現実の中
声を上げる暇もない・・・・我々も追い詰められているのでしょうか
国民の声を力に変えて国民の行政にして欲しいと思います
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tabinoirodori at 2018-04-12 23:34
世論というのは、政治を変える力があることを子どものころに
学んだことがありますが、それが生きるには選挙というものがあって
その選挙に行くことがまず最初のステップでもあるということも。
当面、国政選挙はないようですが、必ず訪れる機会には、しっかりと
候補者となる人の本質を見抜く力を有権者が備えておく必要がありますね。
いい意味で疑う余地を持つ、ってことが大切かもしれません。
学んだことがありますが、それが生きるには選挙というものがあって
その選挙に行くことがまず最初のステップでもあるということも。
当面、国政選挙はないようですが、必ず訪れる機会には、しっかりと
候補者となる人の本質を見抜く力を有権者が備えておく必要がありますね。
いい意味で疑う余地を持つ、ってことが大切かもしれません。
by tabinoirodori
| 2018-04-11 23:05
| 震災復興
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