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奮闘する「富山きときと空港」~北陸新幹線開業3年~






時間的優位性がなくなることで、競合する路線は撤退となる…





全国で新幹線の延伸により、地方路線と東京を結ぶ空路が途絶えて


しまうのがこれまでは一般的でした。
(東北新幹線や上越新幹線の仙台や新潟など。かつては山形でも。)



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富山と東京を最短で2時間8分で結ぶ【北陸新幹線開業】から3年。





すっかり首都圏との移動の「定番」となり、以前までは、鉄道との

シェアも拮抗していた部分もあった富山きときと空港の羽田路線。

もっとも厳しい想定では、「全滅」もあったかもしれないのですが、

機材を小型化(朝夕の富山発着便は一部中型機も使用)しつつ、

今月末からの春夏ダイヤでも、4往復で4年目の残ることに

なりました。(北陸新幹線開業前は中型機で6往復設定されていました)

お隣の【小松空港】もダブルトラック(ANA/JAL)で毎日10往復が

運行され、現在も維持されています。


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補助金の投入など必ずしも県民のすべての納得を得られているかというと

そう言いきれない部分がありますが、羽田路線だけではなく、空港という

社会インフラを守っていくために、必要な手立てのひとつとしては機能

しています。




訪日客も増加をつづける中、定期路線のアジア4路線(ソウル・台北・大連

・上海)に加え、【立山黒部アルペンルート】観光シーズンを中心に多数の

チャーター便も運行されています。



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ベトナム航空は2015年の大型連休期間中に初飛来。珍客には気分も上がります!




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2016年には、上海便が就航から10年を迎えました。




シニア層を中心とした国内ツアーの人気もあり、国内チャーター便の運行も


直行交通機関のない、九州・沖縄方面や東北、離島への設定も継続しています。



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2017年に引き続き2018年3月にも設定された「沖縄チャーター便」は、双方向の旅行会社取り扱い商品として複数運行されて人気を博しました。



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FDA(フジドリームエアラインズ)は、小回りのよさ?から多方面へのチャーター便実績を積み重ねています。時折、定期便化のウワサも…。同社の拠点空港でもある、県営名古屋空港や福岡、四国方面への就航の可能性を探っているのでしょうか。




全国各地の地方空港はどこも厳しい環境下にありますが、市街地にも近く、


便利で魅力ある空港としての存在をアピールしつつ、きょうも奮闘を


続けています。



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by tabinoirodori | 2018-03-20 23:45 | 富山きときと空港 | Comments(0)

きらめき、ヒラメキできょうはどこへ行こう!


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