健闘光る、並行在来線 ~北陸新幹線開業から3年。
2018年 03月 14日
きょうで、【北陸新幹線金沢開業】から3年を迎えました。
すっかり、北陸新幹線がある日常にも慣れました。
とはいえ、地元で暮らす人の大半にとっては、そうそう日常的な
交通手段というわけではありません。
【並行在来線】。
むしろ、こちらが日常的な移動に欠かせないものとして重要な役割を
背負っています。
JRから経営分離された、信越本線・長野~直江津、
北陸本線・直江津~金沢までは、並行在来線として、レールは
引き続きつながっているものの、沿線自治体に合わせて、
県単位で、第3セクターによる地域の足としての鉄道が引き継がれ、
4社が、より身近な存在としてしっかり活躍を続けています。
リレー。「妙高はねうまライン」として直江津まで結びます。
直江津から旧北陸本線をたどる富山県・泊までは、「日本海ひすいライン」として
新潟県から富山県へとリレーします。(境界駅は2つ新潟県よりの「市振」。)
泊からは富山県内、そして金沢まで【あいの風とやま鉄道】が1本の列車で結ぶ
ものもあるほか、富山~金沢間では、【IRいしかわ鉄道】の相互乗り入れにより
両社で両県の都市間輸送を担っています。(境界駅は県境の石川県側「倶利伽羅」。)
これらの鉄道も、きょうも普段と変わらない日常を乗せて走ります。
by tabinoirodori
| 2018-03-14 02:04
| 北陸新幹線開業
|
Comments(0)