東日本大震災から5年3ヶ月。
2016年 06月 11日
生活基盤が大きく崩れ去った大震災の被災地。
歳月をかさねて復興をすすめるなかで、地域の誇りやこころのよりどころにも
なっているシンボル的な建物や場所…
優先順位や費用の面でも、こちらの復興も順調に進めるためには課題も多く
多くの人々の協力と努力が必要なのだろう。
4月の熊本地震で、大きく傷ついた「熊本城」。
熊本市民、県民のこころにもその無残な姿に悲しみが重なった。
その様子をみて、昨年尋ねた福島県白河市の【白河小峰城】の石垣修復
工事を思い出した。
4年半をかけて、その工程はまだ道半ばといったところで、完了までに
まだ数年はかかるようだった。
新しく作るのではなく、修復という方法を取るのは、地域の歴史、遺産を
守るために崩れたひとつひとつの石を確認し、元の位置に戻していく
という非常に時間を要する作業。
関わる人々にただただ尊敬の念を抱くばかりだ。
大切な誇りある仕事に、あらためて敬意とエールを送りたい。
熊本城の復興もよくその道筋を市民も含めて広く検討し、よい方向に
進むことを期待したいと思う。
画像は 2015.8.1 撮影
本日(2016.6.11付け)北日本新聞紙面より
気になる「震度6弱」以上の地震発生確率(2016年版)の記事がありました。
by tabinoirodori
| 2016-06-11 09:49
| 震災復興
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