宇宙に一番近い町!? 神岡を歩く(5・完結)
2015年 11月 23日
町を見下ろす高台から町中を歩いて、富山への帰路へとつくため、
バス乗り場のある「神岡営業所」まできました。
営業所なので、次の運行までしばし休息となっているバスたちが並びます。
貼られています。
バスが揃っているのも目を楽しませます。
帰りのバスは、平湯温泉方面からの富山ゆき特急バスの乗車予定ですが、
もう少し時間があったので、もうひと歩きして、旧神岡鉄道「神岡鉱山前」駅まで
行ってみました。
閉山となった【神岡鉱山】のあとは、一部が「神岡鉱業」として、鉱物リサイクル事業と
して稼動しています。その外観を遠めに眺めてみました。
現役で活躍していますが、まるで今となっては「産業遺産」のような光景です。
鉱山は、ここから後方の山の中になりますが、その様子は外からは望むことは
できません。一般に立ち入りはできませんので、うかがい知ることはできないのですが
いまは廃墟、廃村となっているのでしょう。
鉱山の衰退とともに、鉱石の輸送をになった鉄道もやがて廃止となりましたが、
その残された鉄路を観光資源として活かして、今では
【レールマウンテンバイク ガッタンゴー!】という、線路の上をサイクリングできる
往復約6㎞が整備され、にぎわいに一役かっています。
かつての終点「奥飛騨温泉口」をスタートして
ここ「神岡鉱山前駅」が折り返し地点になっています。
まもなく11月も終わります。
「ガッタンゴー!」も、今年は11月23日が最後の営業日で、来春まで冬季休業と
なっています。
秋の午後の静かでゆったりと時間が流れる中で、バスの時間が迫ってきたので
営業所へと戻り、到着していた「富山ゆき」に乗車、帰路につきました。
これで、今回の神岡町歩きはおしまいです。
ずいぶん長いレポートになってしまいました。
駄文、駄作の画像にお付き合いいただいた、みなさまもお疲れ様でした。
最初にも記しましたが、神岡町はどこか懐かしくて、ふしぎな魅力のある町です。
まだまだ歩き足りないところもあり、またいつの季節かに歩きたいと思います。
ひとまずは、これにて完結です。
by tabinoirodori
| 2015-11-23 00:52
| まち歩き
|
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