人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ






冬のバス旅、『青い空 富山・五箇山1日フリーきっぷ』を利用した


日帰り旅の連載3回目です。


今回は、バスルートに展開する車窓風景を中心にご紹介します。






【あいの風とやま鉄道】高岡駅を10:45に出発した『世界遺産バス』(白川郷ゆき) は

北陸新幹線・新高岡駅に立ち寄り、能越自動車道~東海北陸自動車道を南下します。




『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_23031999.jpg




『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_23033006.jpg




『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_23034111.jpg
新高岡駅前に立ち寄ったあと、ふたたび道路に入る交差点信号待ちの際にはちょうど目の前に白銀の立山の姿を拝むことができました。この日は視界が良好で普段見ている富山市内からとも遜色ないほどの迫力を感じます。きょうはバス旅なので、ハンドル握ることもないので余所見もし放題で嬉しい!!




『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_23035266.jpg





『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_23040121.jpg




『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_23041439.jpg
能越自動車道福岡料金所~福岡インター間はしばし北陸新幹線高架橋と並走区間となります。タイミングが合えば、E7系/W7系とのコラボも期待できますが、このときはかないませんでした。



『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_23042684.jpg



『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_23043791.jpg



『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_23045422.jpg

福光インターチェンジから、JR城端線の終着駅、城端駅前にほぼ定刻の11:38に

到着。

ここでは、鉄道利用の乗客もピックアップするのですが、このときの乗車は

ありませんでした。




城端駅は、旧城端町(平成の大合併で現在は南砺市)中心部からは少し外れた

場所にあります。

『世界遺産バス』だとその古い町並みが残る旧市街地にも停車します。

このきっぷでは、フリー区間内となるので、時間が許せば、途中下車もおススメ

します。

当ブログでも昨年、この地域で今も続く絹織物と曳山会館について記事を

取り上げています。

『越中の小京都』とも呼ばれ、みどころの多い、味わい深い町並みを楽しめます。




『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_23154499.jpg

『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_23155659.jpg

今回はその城端の町はそのままスルーして、いよいよ山間部へと進みます。

町を抜けると、国道304号線を一気に坂道で標高を稼ぎ始めます。

除雪はほぼ完璧で、順調にバスは走ります。





『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_08542756.jpg



『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_08544161.jpg




全長3072mの【五箇山トンネル】を抜け、いくつか橋を渡ると峠道はピークに。

そこからはまた下っていきます。

下りながらいくつかの集落のバス停を過ぎると、世界遺産・相倉(ainokura)集落

への入り口となる「相倉口バス停」があります。





『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_08550040.jpg

『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_08563181.jpg
「相倉口」バス停は、積もった雪と道路の除雪によって人の丈を超えるほどの壁に覆われていました。バス停ポールはもともと高めに設置されていますが、すっかり囲まれていました。ここは観光客のもっとも多いメインのバス停のひとつなので、両方向に木造の立派な待合小屋があるので、安心です。



ここで、高岡駅・新高岡駅からの乗客のうち数名が下車していきました。

私は、このまま乗車して先まで行ったあと、折り返してきて立ち寄る計画です。




相倉口を出ると、ふたたびバスはいくつものカーブを右に左に曲がりながら

下っていきます。

下った先の下梨交差点から国道156号線に入り、庄川にそってさらに南進します。


『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_09481835.jpg





『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_09483264.jpg



五箇山エリアには、先ほどの『相倉集落』と『菅沼集落』の2つがまとまった

合掌集落を形成し、現在も人々の暮らしがあります。

集落ではないものの、この国道沿いには、歴史的に価値の高い合掌造りが点在

しているのも魅力です。



『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_09484514.jpg
バスの側窓はブルーの紫外線カットガラスのため画像が青みがかりますが、川沿いの美しい光景も続きます。




『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_09490453.jpg


『世界遺産バス』~合掌集落へのアプローチ_f0281398_09491929.jpg




そして、この雪道にも関わらず、定刻の12:24定刻に、私の最初の目的地、

この地域で最大の合掌造り家屋のある「西赤尾」バス停に到着。

すぐ目の前にあるのが、その【岩瀬家】です。

ここは、内部を見学することもできます。




                  さあ、いよいよ合掌造りの内部へ。 次回につづきます☆




Commented by jarippe at 2018-01-22 10:00
ずっと前に富山から五箇山へ行きました
もしかしたら同じ道を走ったのかもしれないですね
雪がこんなにあるんですね  また降るような気配ですねー
Commented by tabinoirodori at 2018-01-22 23:14
今夜は関東地方を中心に東日本で大雪になりましたね。
jarippeさんのお住まいのあたりも20センチほどあるようですが
大丈夫でしょうか。
あすから強烈寒波でそちらは凍結による障害などが心配ですね。
お足元をとくにお気をつけくださいね。
こちらはあすから暴風雪警戒で、また雪との格闘が始まりそうです。
by tabinoirodori | 2018-01-21 22:23 | バスタビ!! | Comments(2)

きらめき、ヒラメキできょうはどこへ行こう!


by tabinoirodori
カレンダー