日の入りが最も早いころ
2017年 12月 05日
今年の【冬至】は12月22日。
昼間の時間が一番短い日とされるのが、この日になるのですが、
いまは、まだどんどん昼間が短くなっていきます。
でも、それより一足早く、日の入り時刻の最も早い日というのは先に
やってきます。
日本列島のある緯度あたりでは、どうやら12月6日前後になるようです。
つまり、ちょうどきょうあすあたりが最も日暮れが早く、それ以降は少しづつ
日が延びていく感覚を感じられるようになるということです。
(その分、日の出がもっとも遅くなるまでまだ1ヶ月足らずかかります。)
そんなもっとも早い日の入りとなるころの、日本海と夕陽です。
撮影したのは、新潟県上越市名立の『うみてらす名立』からで、一週間前の
11月28日ですが、この日この場所では、「着水」ではなく、ちょうど富山県境
あたりの陸地の陰に沈んでいきました。
それだけ、おひさまはこの時期、南寄りに傾いているわけで、一年のほとんどを
海に沈んでいく景観を眺められる場所なので、逆にこの時期だからこその
景観となっています。
私自身初めて見ました。
しかもこの日は最後の最後まで、くっきりと見ることができたことは「幸運」と
いうべきでしょう。
この日の海も冬とは思えない穏やかな表情を見せていました。
そして、静寂の彼方へと、日は暮れていきました。
2017.11.28 16:30 日の入り
by tabinoirodori
| 2017-12-05 23:45
| 日々のイロドリ
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