北陸新幹線・加賀温泉駅工事状況 2017.7
2017年 07月 31日
金沢から敦賀へ。
北陸新幹線は、平成34年度末(2022年)までに敦賀(福井県)延伸開業にむけて
現在、工事が進められています。
そのうち、石川県内では、加賀地方の区間で高架橋の工事が長い区間で同時
進行しています。
その先で、前回紹介しました「小松駅」の次の駅となる、「加賀温泉駅」周辺でも
新幹線駅舎の建設に向けて本格的な工事が始まりました。
今回は、北陸本線・加賀温泉駅とその周辺の様子の画像をアップします。
隣接するショッピングセンター「アビオシティ加賀」側から見る。旧駅舎は雨除けのエントランスの奥にあったが、平屋建てのために目立ちませんが、一部がすでに取り壊されて更地になっていました。
駅舎の南寄りには、北陸鉄道グループの「加賀温泉バス」の営業所と車庫や以前から閉鎖されていた工芸関連の販売や体験施設がありましたが、こちらはすでに跡形もなくなっていました。「加賀温泉バス」は約1kmほど離れた県道沿いに移転しています。
現在の加賀温泉駅ホームをあとにして、北陸本線をJR683系が金沢に向かって走り去る。手前の敷地はこれまで「アビオシティ」の駐車場と、市内観光周遊バス『キャンバス』の乗り場が置かれていた場所です。ここに、新幹線駅舎が建つことになります。
駅から福井方向へ住宅地を歩くと、北陸本線に並行して高架橋が建設される関係敷地が確保されていますが、まだ構造物はありません。大きなクレーンが見えますが…
こちらは、民間の病院の新築工事です。すでに、駅前広場をまっすぐ出たところに、加賀市の公立病院が移転、新築されていますが、新幹線の開業を見越して、現在の中心地・大聖寺からこちらが新市街地を形成するような勢いです。
高架橋建設予定地。左が先ほどの病院の工事現場。その横を「加賀温泉駅」を出た新幹線が、福井方面へ向かうことになります。
加賀温泉駅から、少し小松方向へ戻ったところです。ここまで、高架橋建設のクレーンの林立が迫ってきています。奥に見える白い物体は、『小松ドーム』(屋内球技場)です。
加賀温泉駅から先は、次のステップとなっているようですが、石川県内の
用地取得はほぼ終わっているようですね。
さて、この先の福井県内の現場へは、そうなかなかいけそうには
ありませんが、今後も継続的に更新していきたいと思います。
加賀市内(作見町)にて 2017.7.7 撮影