人気ブログランキング | 話題のタグを見る

まち歩きにちょうどいい広さ。






大火から半年を経た糸魚川のまちなみをぶらりと歩いてきました。







前回までのブログアップで、大火の災禍を免れた、これからも残したい




「雁木」の通りを中心にご紹介してきましたが、そのあと線路を挟んだ




駅の南側のエリアまでやってきました。



このあたりは、古くからの「塩の道」沿いを除けば、旧来の市街地とは異なり



まだ新しい住宅も多い地域です。



駅の「アルプス口」から5分程度のところには「糸魚川市役所」があります。



平日なので、市民課の各窓口を訪ねる人も多く、活気がありました。



現在も、大火の被害に遇われた方などへの対応の窓口も設置されています。




まち歩きにちょうどいい広さ。_f0281398_23143310.jpg


市役所庁舎前の緑地スペースがあり、眩しい初夏の日差しをさえぎってくれる




場所で、先のパン屋さんで購入した自家製サンドイッチをいただきました。



まち歩きにちょうどいい広さ。_f0281398_23172139.jpg

まち歩きにちょうどいい広さ。_f0281398_23185382.jpg


コンビニのサンドイッチや菓子パンは食べ慣れていますが、



やっぱり、個人のお店は一味違います。なにより「できたて感」が



うれしく、おいしいです。





さて、このあとは、ふたたび糸魚川駅(アルプス口)へと戻りました。


まち歩きにちょうどいい広さ。_f0281398_23483700.jpg





ご紹介の順序が逆になるのですが、「塩の道」に入る前に、越後へと向かう



街道筋を歩いたときに見たもうひとつの歴史を感じさせる風景を。



まち歩きにちょうどいい広さ。_f0281398_23272128.jpg
この和風建築物は、糸魚川駅・日本海口から徒歩5分ほどのところにある



「相馬御風(そうま・ぎょふう)宅」です。





まち歩きにちょうどいい広さ。_f0281398_23300708.jpg

まち歩きにちょうどいい広さ。_f0281398_23304063.jpg

【相馬御風】は、明治から昭和にかけて活躍された糸魚川市出身の文人で、



その才能は多岐にわたり、歌人・詩人・自然主義評論家・随筆家・翻訳家



などなどの肩書きをお持ちだったようです。







なかでも、多くのひとが知るところなのが、あの童謡『春よ、来い』の



作詞をされた方という結構なじみのある方なのです。



そういえば、【北陸新幹線・糸魚川駅】の「駅メロ」は、その『春よ、来い』



ですね。



この邸宅前の通りには、雁木はないのですが、また少し違った歴史的景観を



感じることができます。



まち歩きにちょうどいい広さ。_f0281398_23391529.jpg


門扉と連なる塀のうえに瓦が載り、よくみるとこんなものが…



まち歩きにちょうどいい広さ。_f0281398_23411577.jpg


まち歩きにちょうどいい広さ。_f0281398_23412723.jpg

大黒さんと恵比寿さんでしょうか。



おしゃれな縁起物ですね。



まち歩きにちょうどいい広さ。_f0281398_23423246.jpg



歩けば歩くほど、奥深さを感じる糸魚川のまちなみです。




いずれも駅を中心として、徒歩5~10分の圏内に、興味深いものが




たくさんあります。




歩き疲れることもないほどで、ちょうどよい範囲にひろがっている町です。




糸魚川はなんども訪ねていますが、まだまだ歩いていない路地もあります。




次はなにを発見できるか、今から楽しみです。







これから、夏休みを迎える時期、



海と山の自然も楽しめる糸魚川をみなさんも訪ねてみませんか?



首都圏からでも、【北陸新幹線】で2時間あまりで行くことができます。



まち歩きにちょうどいい広さ。_f0281398_23523737.jpg

                                       訪ねた日 2017.6.22 画像も当日の撮影です。












by tabinoirodori | 2017-06-26 23:57 | まち歩き | Comments(0)

きらめき、ヒラメキできょうはどこへ行こう!


by tabinoirodori
カレンダー