MY FAVORITE MUSEUM
2017年 06月 21日
私がもっとも足繁く来訪するミュージアムといえば、
やっぱりここのようです。
富山県内で、唯一の安藤忠雄氏の設計の建造物でもある
【ミュゼふくおかカメラ館】(高岡市福岡町)です。
昨年の展覧会のアンケートを提出して以来、案内のハガキも
届くようになり、気になるものには時間が許す限り足を運びます。
敷地の裏側は旧北陸道に近くいのですが、このあたりの建物が最近解体されて更地になったたようで、旧道からは、緑の木々に包まれた館全体の様子が見られるようになっていました。コンクリートと鉄板の無機質な印象の館ですが、独特の建造物です。
決して大きな館ではないのですが、作品鑑賞ルートが受付前の階段から
始まり、その階段を2階へと昇りながら鑑賞し、その後、2階フロアの
展示スペースから、ゆっくりと自然光を取り込んだスロープを下りつつ
一巡するという、誰もが迷わず一方向にスムーズに鑑賞できる流れが
ついていて、とても観やすいのです。
最後に、1階のホールから作品とともに中庭を眺める時間が作品鑑賞後の
余韻に浸り、至福のひとときを過ごせます。
今回の展覧会は、7月23日(2017)まで開催中です。
自然遺産の美しさもさることながら、文化遺産の人間とのかかわりに
深い感銘を受けます。
by tabinoirodori
| 2017-06-21 23:57
| ミュージアム
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