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路線再編で新たなスタート








富山県内と、東京(池袋・新宿)を結ぶ伝統ある高速バス路線。



20年以上の運行の歴史があり、低廉な価格で安心・安全・快適に移動が



できる手段として人気があります。



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これまで、富山駅を起点に県東部は、【富山地鉄バス】(富山地方鉄道)、



県西部(氷見・高岡・砺波)は同じ系列の【加越能バス】というふうに、



地元のバス会社と東京側は【西武バス】との共同運行で2系統の路線として



昼行便、夜行便がそれぞれ運行されてきました。




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その2つの路線が、5月15日(月)から、系統を統合し、1つの路線として



集約され、あらたなダイヤ編成での運行が始まりました。






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デジタル方向幕にも新しいプログラムが表示されました。(画像はクリックで拡大します)






これにより、従来県西部を発着していた路線が、すべての便が富山駅へ乗り入れる



ことになり、富山以東のバス停ではこれまでの昼行3往復+夜行1往復に加え、


昼行「1往復増便」(合計5往復)という形になりました。
(さらに週末を中心に夜行便が富山発着で増便対応あり)




一方で、氷見・高岡・砺波からの所要時間が、富山市内経由になったことに



よりこれまでよりも拡大してしまうという、やや不便になった部分が出来た



ことも否めません。 (とくに夜行便は県内区間だけで最大3時間の所要時間を要することになった。)



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新たなダイヤにより昼行便の氷見発池袋・新宿(バスタ新宿)ゆき加越能バスの初便。今後、このように富山市内でも乗車扱いをすることになった。(西上袋バス停)




こうした背景には、2年前の【北陸新幹線開業】により、日帰り移動が格段に



便利になったことで、高速バス利用者が減少していることが原因にあるようです。



夜行路線は、旧ツアーバスからの路線バス認可を受けた新たな事業者の運行も



あり、競合関係が厳しくなっている面もあります。



加えて、運行経費やドライバーの労働環境の厳しさなどから効率的な運行が



求められている昨今の企業側の事情もあるのかもしれません。








今週の記事アップは、高速バス特集の「スペシャルウィーク」になりそうです。
ちょぴりマニアックになってしまうかもしれませんが、よろしかったらどうぞ
おつきあいください。










by tabinoirodori | 2017-05-15 23:59 | バスタビ!! | Comments(0)

きらめき、ヒラメキできょうはどこへ行こう!


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