続・糸魚川大火から、3ヶ月。
2017年 03月 22日
2016年12月29日。
大火から1週間がたったその日に、私は【北陸新幹線】で糸魚川に
入りました。
この日は、冬には珍しい穏やかに晴れた明るい日になり、富山県境から
いくつもトンネルを抜けて、車窓に青い海が見えて、減速するのに合わせて
カメラを向けました。
新幹線の高架橋は高く、糸魚川駅周辺の密集した市街地を見下ろすことが
できました。そのとき車内から撮影した一枚がこちらです。
撮影しているときには、どこが焼き尽くした部分かはわからなかったのですが
こうして画像を拡大すると、火元となったあたりも確認することができます。
その後、その現場付近を歩きましたが、やはり遠めにみるのと、地平で目線を
合わせたときの印象は大きく変わるものでした。
3ヶ月が経過し、春を間近に、少しづつ観光客の誘致への取り組みも
【北陸新幹線開業】を最大限活かすために、ふたたび知恵を絞って
アクセルを踏み込んでいるようです。
『新幹線を下りて、歩いて5分に魅力的な場所がある』というのも、
コンパクトな市街地ゆえに強力なPRポイントでしたが、今回の火災で
多くの「資源」が失われてしまったことも事実です。
それでも、海まではわずか400mというロケーションは変わりませんし
どこかなつかしい【雁木(がんぎ)】の通りも残っています。
火災を免れたエリアでは造り酒屋も元気に営業しています。
飲食店も日本海の幸をふんだんに取りいれた料理の提供もできます。
B級グルメで人気の【ブラック焼きそば】だってお店ごとの特徴が
あって楽しめます。
そして、かつて美しいレンガ車庫があった場所には、いまでは
巨大な鉄道ジオラマスペースをもつ『ジオパル』が休日を中心に
親子で楽しむ姿が見られます。
首都圏からも関西からも海が見たい!!なつかしい町並みを楽しみたい!!
と思い立ったら、びゅーん!!と行ってみてください。
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jarippe at 2017-03-24 06:32
若いころ海が見たい!!と仕事をサボって大糸線に乗りました
県境の小谷村で暮らしていたころは
幼かった子供を連れトンネルの数を数えながら行ったものです
この度の大火に当時の街並みを思い出していました
まだまだいろいろ大変なことと思います
少しずつ生まれ変わる糸魚川街でしょうね
県境の小谷村で暮らしていたころは
幼かった子供を連れトンネルの数を数えながら行ったものです
この度の大火に当時の街並みを思い出していました
まだまだいろいろ大変なことと思います
少しずつ生まれ変わる糸魚川街でしょうね
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tabinoirodori at 2017-03-24 21:28
海と山があるというのは、ほんとに恵まれた環境です。
わたしも北陸に生まれ育ち、ほんとうにしあわせだと思います。
いつまでも残したい町並みや自然の風景は、宝です。
長く年月が経ても記憶から消えないよさがそこにありますね。
わたしも北陸に生まれ育ち、ほんとうにしあわせだと思います。
いつまでも残したい町並みや自然の風景は、宝です。
長く年月が経ても記憶から消えないよさがそこにありますね。
by tabinoirodori
| 2017-03-22 23:33
| まち歩き
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