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『トキ鉄』乗り鉄。~妙高高原駅へ(後編)




海岸に近い直江津駅から、頸城平野の脇を少しづつ標高をあげながら


信越国境へと延びる【えちごトキめき鉄道・妙高はねうまライン】。


雪で時折視界が悪くなる中、スイッチバック駅の「二本木」を出発します。





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さきほど、一旦入線し、後退しながら駅へと進んだ側線の木造の小屋を見ながらふたたび列車は上り坂を登り始めます。




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山に分け入っていくように上っていきますが、外は強弱を繰り返しながら


雪が舞います。


ステンレスの軽快な車両はモーターのうなりも積雪に吸音されているのか


想像より静かです。


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走行中に舞い上げる雪が窓ガラスに凍りつきますが、刻々と表情も変わります。



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次の停車駅の「関山」も、かつてはスイッチバック式の構内を持つ駅でした。


いまもなお、名残があるのですが、この大雪ですっかりと埋まっていて様子を


うかがうことができませんでした。


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そして、直江津駅出発からおよそ50分で、終点の「妙高高原」に到着しました。


ホームは除雪も頻繁におこなわれているものの、すぐにまっ白になるようです。





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ホームに降り立ったのは、たったひとり、私だけでした。


改札口へ向かう跨線橋には、今なお残る古い部分と、三セク後の


【しなの鉄道】との乗り継ぎを示した、ハイブリットな感じに


なっていました。


改札を出て、暖められた待合室に入るとほっとします。


ただ白い世界を眺めてきたあとに、飾られた美しい妙高山と青空、


そしてかつて走った特急列車の写真に一層鮮やかさを感じました。





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このあと、駅の外を少し歩きました。 (が、気温は氷点下、吹雪くので遠くへはいかずうろうろしただけ)



私の乗ってきた列車の到着を見届けて出発していった直江津ゆき列車を


1本見送り、長野からの【しなの鉄道】到着列車を受けて発車する次の


列車で、折り返すことにしました。





山を下る列車の乗車と、その後の途中下車の様子はまたそのうちに。
(もうあしたからは、3月です。冬の寒々しい画像をお届けするのは…ですが。)










    
                              



by tabinoirodori | 2017-02-28 23:16 | 北陸交通新時代 | Comments(0)

きらめき、ヒラメキできょうはどこへ行こう!


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