手取川橋梁工事状況 2016.12(Ⅱ)
2017年 02月 09日
【北陸新幹線】金沢以西の工事は、2016年12月の段階では
トンネル部分や、大きな河川の橋梁工事が主体ですが、
ところによっては平野部でも用地取得が出来た部分から高架橋の
橋脚工事もあちこちで見え始めていました。
金沢開業までの工事状況の追っかけには「乗り遅れた」反省もあるので、
敦賀開業については、あくまでシロウトレベルではありますが、
初期段階から見ることができるところは、観察してみようと思っています。
さて、昨日の続きです。
この【手取川橋梁】は、石川県内の一般国道としては、最大の幹線ルートで
あり、新幹線と距離的にも並走に近い部分となっています。
奥が、金沢方向になりますが、国道から「海側」(西)に、すでに高架橋の
橋脚工事が形となってきています。
この先には【白山総合車両所】がそう遠くない距離にあります。
「加賀平野」を南北に貫くように、【北陸新幹線】が通ることになり、
このあたりでは、視界が開けて、日本海や白山と連なる山々の眺望が
素晴らしい区間になるでしょう。
堤防まで延びてきているルート。
ここから「手取川」を渡ります。
福井方向を振り返ると、こんな感じで、
「橋脚」というより、大きな工場の建設現場のようにも見えます。
数本が同時進行していて、スケール感もなかなか壮大です。
川床から工事現場最上部まで、人の大きさからみても、ビルの5~6階建て
くらいの高さがあるでしょうか。
『墜落災害の絶滅』・『安全帯を使用せよ』という横断幕からも
現場の緊張感が伝わってきます。
このときは、まだ本格的な降雪はまだありませんでしたが、
その後の降雪の中では、より厳しい作業環境で工事が続いている
でしょう。
安全第一で、工事が順調に進むことを願います。
2016.12.19 石川県川北町・国道8号バイパス付近より撮影
by tabinoirodori
| 2017-02-09 22:40
| 北陸新幹線工事
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