ふたつの玄関口の今… 3年目スタート直前の高岡(後編)
2017年 02月 06日
【北陸新幹線金沢開業】(2015年3月)により、ふたつの玄関口をもつことに
なった高岡市。
前編では、JR北陸本線を引き継いだ【あいの風とやま鉄道】を中心とした
【高岡駅】の周辺整備の現況を紹介しました。
今回の「後編」では、【新高岡駅】の近況をご紹介します。
もっとも新しい話題は、南口正面、徒歩0分の立地で1月29日に開業した
ホテル【東横イン】です。
現在、このホテルの恒例の開業時キャンペーン【サンキュー・ゴメンネ】という
一泊朝食付き3950円の宿泊プランが展開中です。 (公式ホームページ予約限定)
市中心部からは離れているものの、市内だけでなく、金沢・富山をはじめ
【世界遺産】五箇山・白川郷へ、さらには氷見や能登半島へのアクセスの
拠点という抜群の機能を備えた駅前ホテルは、使い勝手がよいものになり
そうです。
また、これまで駅利用者の市営駐車場とレンタカー会社、そして軽食喫茶店舗が
一軒しかなかった「なにもない」駅前でしたが、ホテルの開業を前に、居酒屋が
先行してホテル横で営業を始めていたほか、その後は昨年末までに、民間の駐車場、
ヘアーサロンなども順次営業を開始しました。
ようやく、駅南東部に隣接する【イオンモール高岡南】との間に、こうした機能の
集積が緒につき始めた感じです。
一方、新幹線駅舎と交差して設置されているJR城端線【新高岡駅】は、
観光列車の【べるもんた】の発着をはじめ、ICOKAなどの交通系ICカードの
利用が、この春から対応可能となるよう、機器の設置なども進められています。
まだまだ進化を続ける「ふたつの玄関口」をもつ高岡市は、これからも
興味深い話題がつづきそうです。
2017.2.3~2.4 撮影