たまには団体貸切バスツアー!!初秋の信州へ(その5・終)
2016年 09月 18日
初秋の信州町歩きを楽しむ団体日帰りバスツアーも最後の下車観光地、
北信濃の小布施町でのフリータイムです。
バスの駐車場がある中心部からは少し町外れ感のある、長野電鉄・小布施駅
まで、歩いてきました。
このローカル私鉄でやってきて、降り立ってもみたいものです。
さて、90分ほどのフリータイムに、ふたたび中心部へもどってぶらぶらするのも
悪くはないのだけど、バスの中で配られた町の公式ガイドブックを見ていたとき
から、気になっていたところがありました。
これまた、やや町外れになるような場所にあるのだけれど、
【梅洞山 岩松院】(がんしょういん)です。
曹洞宗のお寺ですが、ここの本堂には、「葛飾北斎」の晩年の大作、
『八方睨み鳳凰図』という極彩色の天井絵があり、拝観(有料)できる
というのです。
バスガイドさんいよれば、集合場所からは歩いていく(往復)には
ちょっと遠いので、タクシー相乗りがおススメ、ということでしたが、
単身行動中なので、相乗りとはいかず、目の前にタクシーは停まって
いるものの、ひとりで乗るのはもったいないし、気がひける…
先ほどみかけた町内循環バス「おぶせロマン号」もあるのだけど、
1時間に1本という、フリータイム90分という団体ツアーの制約時間では、
使いづらいし…。
そこで、駅前の大型町内地図を見たところ、岩松院までの距離は約2kmと
あるので、腹を決めて歩き出しました!!
(拝観時間を考えれば、町に戻ってくるにはちょうど次のバスが使えそう!)
やや早足で、でもきょろきょろしながら、秋の実りの里山風景を楽しみながら
めざしました。
あれが、岩松院の本堂です。
自動券売機という文明の利器により拝観料を支払い、いそいそと本堂へ。
もちろん文化財保護の観点から、撮影を含めて制限がありますが、
テープ案内による天井絵の説明を聞きながら、椅子に腰掛け、見上げます。
そこには、160年の年月を経過してもなお、極彩色が鮮やかな
畳21枚分にも及ぶ、鳳凰図が描かれ、迫ってくる感じがしました。
撮影できないので、お土産で購入したクリアファイルの画像です。
汗をかきながらやってきた甲斐がありました。
まだじっくりお寺を見たいところではありますが、そろそろ「おぶせロマン号」が
やってくる時間です。
いくつかのバス停をスルーしながら、町の中心部へと戻りました。
のデザインが美しい車両で運行されているのもポイントです。
そして、旅の締めは、決めていました。
栗のアイスクリームです。
集合時間まであと少し。
あちこちの銘店でそれぞれの味わいで販売されていますが、
今回は、「小布施堂」のものをいただきました。
ざくざくと栗の実が入った、絶品でした。
マイカーでの旅行が多いので、いつもはドライバー。
たまには、「連れて行ってもらえるバスツアー」、いいですね。
2016.9.吉日 訪問
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by
jarippe at 2016-09-18 06:28
おはようございます
同じ小布施を歩いても随分違うものだなー
と思いながら拝見しています
狭いところですが雰囲気がありますね
小布施と言えば栗と北斎ですね
北斎の天井絵の迫力は素晴らしいですよね
同じ小布施を歩いても随分違うものだなー
と思いながら拝見しています
狭いところですが雰囲気がありますね
小布施と言えば栗と北斎ですね
北斎の天井絵の迫力は素晴らしいですよね
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Commented
by
tabinoirodori at 2016-09-18 23:27
> jarippeさん
信州の秋を少しばかり楽しんでまいりました。
小布施はいい町ですよね~。
歩いてちょうどよい町で、おいしいものもありますし、
文化の香りも漂って。
岩松院は初めてでした。天井絵はかつては寝転んで
鑑賞できていたそうですね。たしかにお寺の畳のうえで
寝転んでなんて、ぜいたくすぎますが、
拝観者の増加によるものか、文化財保護のためか、
実際の理由はわかりませんが、いつまでも状態よく
保存されていけばいいなと思います。
信州の秋を少しばかり楽しんでまいりました。
小布施はいい町ですよね~。
歩いてちょうどよい町で、おいしいものもありますし、
文化の香りも漂って。
岩松院は初めてでした。天井絵はかつては寝転んで
鑑賞できていたそうですね。たしかにお寺の畳のうえで
寝転んでなんて、ぜいたくすぎますが、
拝観者の増加によるものか、文化財保護のためか、
実際の理由はわかりませんが、いつまでも状態よく
保存されていけばいいなと思います。
by tabinoirodori
| 2016-09-18 01:11
| バスタビ!!
|
Comments(2)