海に面した集落へ… 市振駅から。
2016年 03月 09日
少し前にブログアップした【えちごトキめき鉄道】、「日本海ひすいライン」の
最西端の駅、【市振駅】。
ここは、古くは【市振の関】という街道の町でもありました。
ホームの端からほどなく河口となる「境川」を越えると富山県となる新潟県境の
無人駅です。
この先、日本海に面した街道は、天下の険とも呼ばれる難所である
【親不知】へとつづく道の起点ともなるところになります。
集落は、駅を中心にあるのではなく、駅前を通る【国道8号】を数百メートル東へ
向かうと、線路を跨ぐ旧道らしき道へ入ると現われます。
冬の強い季節風にも耐えるように、家々が身を寄せ合うように並び、その間に
小路が通り、港や海岸へとつながります。
海を背に振り返れば、風雪に耐え抜いてきた家屋の背後に急峻な山が迫ります。
海と山に挟まれながらも、その集落の存在に重みを感じました。
撮影日 2016.2.25
by tabinoirodori
| 2016-03-09 23:04
| まち歩き
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