あの日から5年目の日が迫る
2016年 03月 04日
【東日本大震災】から、まもなく5年目となる日が近づいてきました。
「5年」という単位だけで、その区切りが大きいとか小さいとかは
本来は関係のないことかもしれません。
被災された方々にとっては、「区切り」そのものさえも感じられない
方もいらっしゃるかもしれません。
被災された方々には、いまなおお見舞いを申し上げなければなりません。
復興への歩みはあるのでしょうけれど、震災はまだ終わっていないのでは
ないでしょうか。
今週から地元紙(北日本新聞)でも、5年目の連載記事がスタートしました。
原発事故をはじめ、なかなか解消しない仮設住宅での生活を強いられる
環境など、いまもなお「震災が止まらない」現実に、普段は直接関わることの
機会が少ない私たちは、なにをしたらよいのでしょうか。
政府や関係機関の対応が不十分だという指摘もあります。
国民は、「震災復興税」というものも納めています。
でも、ただ自動的に徴収されているだけでは、なんの関心も向かない人も
多いでしょう。
日常生活に追われる、普通の暮らしができている私たちは、どんな行動や
思想を伴えば、被災した方々の痛みを取り除いていける力になれるのでしょうか。
明日からは、NHKや民法でも特集番組が多数組まれるようです。
時間が許す限り、現実を知り、少しは被災者の方々へ気持ちを近づける
きっかけにしたいと思います。
by tabinoirodori
| 2016-03-04 22:47
| 震災復興
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