きょうで半年。420万人運ぶ、北陸新幹線。
2015年 09月 14日
早いもので、半年を迎えた。
大きな期待を抱いて開業した【北陸新幹線】。
当初の予想を上回るほどの利用があり、順調な滑り出しといえよう。
開業をきっかけに、メディアの露出度も上がり、「北陸へ行ってみたい」と
思うようになった人も多く、観光地を中心に、平日も含めて旅行客が増えた。
経済効果は非常に大きい。
その一方で、課題もいろいろ見えてきているようだ。
首都圏との往来には、ライバル関係にある航空路線。
小松空港・富山空港と羽田を結ぶ便の利用者が前年比較で3~4割減り
便数の削減や将来的には撤退の恐れもある。
並行在来線問題については、このごろはあまり報道にはあがってこないが
利便性の課題や、運賃の上昇や利用者の現象への不安はぬぐえない。
研究機関などでは、こうした課題の分析を多角的にしているようだが、
必ずしも【北陸新幹線】がこのさきも順風満帆とはいかない問題も抱えて
いることがわかってきたらしい。
首都圏からのリピーターが次に訪れるときも【北陸新幹線】を利用したいと
答えた人が航空機を利用すると答えた人の割合が少ないというアンケート
結果もあるという。
その理由は、速達タイプ「かがやき」が日中に走らず、乗車時間が長いという不満や
車内での携帯電話やパソコンのネット環境(wi-Fi)の悪さがあるらしい。
季節は春夏と過ぎ、これからは冬場に向かって新たな場面も迎えようと
している。
まだまだ目が離せない。
by tabinoirodori
| 2015-09-14 08:11
| 北陸新幹線開業
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