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『わくライナー』で、海を望みて能登へアプローチ。(その1)


【北陸新幹線・金沢開業】にあって、終点【金沢駅】のひとつ手前の駅となる

【新高岡駅】は、『飛越能の交通の拠点』という便利な位置にあります。




意外かもしれませんが、岐阜県にある世界遺産「白川郷」や観光都市「高山」という

飛騨への高速道路(東海北陸道)のアクセスが、そして能登へも【能越自動車道】が

この春、石川県七尾市まで開通したことで、各方面への移動が飛躍的に便利になり、

バス路線も充実してきています。



そのひとつが、【わくライナー】で、毎日4往復、高岡と和倉温泉(七尾市)を

能越自動車道を利用し、氷見経由で運行する高速路線バスです。

JR北陸本線から第三セクター【あいの風とやま鉄道】に引き継がれた「高岡駅前」が

富山県側の起点です。
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駅舎は、昨年3月に完成しましたが、新幹線は離れた新高岡駅に停車のためなんとなく、宝の持ち腐れというか、もったいない施設になっています。

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バスターミナルも整備が完了し、7番乗り場から乗車となります。

この日は、10時58分発の便に乗車。微妙に、58分というのは、このあと停車する

【新高岡駅】の発時刻を11時10分としたことからでしょうか?ちなみにすぐあとに、

五箇山、白川郷へと向かう【世界遺産バス】も続いて発車します。 (1枚目の画像の後ろに いるバス。こちらは11時発で、新高岡駅は11時15分発。)



線路を陸橋で渡り、駅の南側へ出て、国宝「瑞龍寺」の参道を横切り、10分足らずで

【新高岡駅バスターミナル】に到着します。ここで、新幹線で到着したお客様を迎えます。

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ここからは、3人組の乗車があり、乗客は6名となりましたが、正座席45名の定員に

対してはさびしい乗車人数です。平日の昼前なので仕方のないところかも知れませんが。

新高岡駅を後にして、ここからアクセス道路として整備された新しい道路で、能越道・

高岡インターへと走ります。新高岡駅出発直後からは、車内のテレビモニターで、

観光案内ビデオの上映が始まりました。
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「高岡市」「氷見市」「七尾市」の順で、沿線の観光や文化、味覚のPRですね。


中でも最初の高岡市は、首都圏か転校してきた女生徒が高岡市内の高校の吹奏楽部を

通して、高岡の生活を楽しむといった、ドラマ仕立ての内容でなかなか面白かったです。

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高岡インターから、能越道に入ります。ここから、富山湾に沿って北上していきます。



ほどなく、左車窓に、田んぼと山に囲まれた中に、ひときわ目立つガラス張りの建物が…

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これは、【三芝硝材】という、硝子メーカーの本社ですが、

最近、とくに知られるようになったあの会社です。


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そうなんです。

高い技術で【北陸新幹線 E7系/W7系】の運転席ガラスを製造した会社です。

個人的には、このバスタビの前半の「ハイライトシーン」です(笑)。


まだ、このあたりは、海岸線からは離れていますが、富山湾西側にあたる山間地を

トンネルで抜けつつ、氷見市へとバスは快調に走ります。

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氷見インターで、一旦、高速道路を下ります。

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高岡駅を出て約45分、車窓に氷見の海が広がりました。

最初の降車地となる【氷見番屋街】に到着です。

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ここは、以前の「バスタビ!」の【ぶりかにバス】でも紹介しました施設で、氷見の産物や

飲食、日帰り湯を楽しむことができます。

ここで、降車することもでき、運賃はここまで500円!なんと、ワンコインです。


ここでちょっと寄り道をして、次の便でふたたび和倉温泉を目指すこともできます。



【わくライナー】のバスタビ前半は、ここまで。「その2」で、終点【和倉温泉】までを

レポートします。




                        加越能バス【わくライナー】和倉温泉行き  乗車した日 2015.6.22 





by tabinoirodori | 2015-07-13 21:38 | バスタビ!! | Comments(0)

きらめき、ヒラメキできょうはどこへ行こう!


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